韓国服を通販サイトで購入する場合、ショップによっては「関税」がかかる場合がありその費用は購入者が負担するといった注意書きがありますよね。
一体いくらかかるのか、また支払のタイミングなど分からないので購入をためらう人もいると思います。
事前に「関税」について知っておくと、一体合計がいくらになるのかわかるので安心ですよね♪
関税率の計算方法はポイントさえ押さえておけば意外と簡単に算出できるので自分でもできちゃうと思います☆
目次
そもそも「関税」って何?消費税とは違うの?
そもそも関税とは?
関税とは「輸入品にかかる税金」で購入者が負担することが一般的です。といったことろですが、具体的にいくらかかるのは実は輸入する「商品の金額」や「商品の素材」「品目」など、とっても細かく設定されているので把握するのはかなり難しいです・・。
なので消費税と違って、輸入する度に税関でチェックされて計算されてから購入者へ請求されます。
2つの条件に当てはまる人は関税の計算がスッキリ!
とにかく関税について調べると難しい言葉や数字だらけで見るのも嫌になってしまいますよね。その理由は、条件によって変わる関税の税率をこと細かくすべて紹介しているからなのです。
少なくともこのサイトで紹介する「韓国ファッション」を購入する人は、大体次の条件に当てはまると思います・・。
個人の使用目的である(輸入して日本で転売するわけではない)
購入金額が200,000円未満である
この2つの条件に当てはまる場合、かなりスッキリとした関税のシステムが適用されます♪今回はこの条件に当てはまる方限定の関税についてご紹介していきます☆
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関税がかからない2つのパターン
そもそも国内発送である
韓国服の通販サイトの中には国内に店舗や倉庫があるショップもあるため、購入後はその国内の店舗や倉庫から発送されるためそもそも税関を通りません。
各通販サイトのお支払いや送料についてよく確認してみましょう。
関税がかからない魔法の金額「16,666円」
商品の購入金額の合計が「16,666円以下」であれば関税がかかりません!
なぜこんな中途半端な金額になるかというと、
関税は購入金額の60%に対して税金がかけられる(課税対象額)
課税対象額が10,000円未満の場合関税はかからない
この2つのルールがポイントです。
購入金額16,666円に対して60%が課税対象金額だから、16,666円×60%=9,999.6円と10,000円を切っているので関税はかからない・・ということです!
難しい言葉や計算が出ましたが、とにかく購入金額が16,666円以下であれば関税はかからないということを覚えておけば大丈夫です♪
ただし!
たとえ合計金額が16,666円以下でも購入する商品によっては関税がかかる場合があります。詳しいことは次に紹介したいと思います。
「革製品」「履物」「ニット製衣類」は要チェック!
購入する(輸入する)品目によって関税率が違うので要注意です。さっきは16,666円までなら関税がかからないと言いましたが、「革製品」「履物」「ニット製衣類」については別です!たとえ購入金額の総額が10,000円でも5,000円でも関税がかかってしまいます。
この3つの品目は、難しく言えば一般税率(実行関税率)というものが適用されるため購入金額に関係なく課税されてしまいます。
特に高い関税がかかるものとして「革製品」が挙げられます。その中でも「革靴」がえげつないです・・。
「課税対象金額に対して30%または4,300円のいずれか高い税金」とあるため、革靴1足あたり最低でも4,300円の関税がかけられるということです。
その他の関税についての目安は以下の通りです、
品目 | 対象の類 | 関税率 |
---|---|---|
毛皮のコート | 43類 | 20% |
繊維製のコート、ジャケット、ズボン、スカー | 61、62類 | 8.4~12.8% |
シャツ、肌着 | 61、62類 | 7.4~10.9% |
水着 | 61、62類 | 8.4~10.9% |
ネクタイ(織物) | 62類 | 8.4~13.4% |
マフラー類 | 61、62類 | 4.4~9.1% |
結局どうやって関税を計算すればいいの?簡単に計算できる?
はっきり言ってピッタリ関税額を当てることは無理です!なぜなら計算は実に複雑で、商品の素材・産地・編み方などによって税率が変動するので、税関職員でさえ人によって計算に差が出ることもあるのです。
ただ、おおよその予想は立てることはできます♪
まずは購入金額(送料を除く)に0.6を掛けましょう♪
あ~めんどくさい・・。革製品が含まれるだけで頭が混乱しそうです。
そんな人のために便利な方法があるんです★
税関相談室にいっそのこと聞いちゃいましょう♪
そこではおおよその関税額だけじゃなく、税関手続きに関する相談も受け付けています。
詳しくはこちらから確認できます。→税関相談官の問合せ先一覧
関税と一緒にかかる「建て替え納税手数料」にご注意
ここまでは関税について説明してきましたが、実は関税以外に「建て替え納税手数料」がかかります。
これは簡単に説明すると、私たちが購入した商品について代理で税関を通してもらうための手数料です。
じゃあ誰に支払う手数料なんでしょうか?
それは通販サイトによってそれぞれ国際運送会社が決まっていますが、その運送会社に対して支払います。
つまり、私たちが韓国服を通販で購入し、その商品に対して関税がかかり、税関を代わりに通してくれた運送会社に対して関税と手数料を支払うといった流れになります。
運送会社によって手数料に差があるので、韓国服の通販サイトで国際運送はどの会社なのか確認しておきましょう!
運送会社ごとの建て替え納税手数料
運送会社 | 納税手数料 |
---|---|
UPS・ヤマト | 0円 |
国際郵便 | 200円 |
フェデックス | 500円 |
DHL | 735円 |
輸送方法が国際郵便の場合は、運が良ければ関税額が予定よりも少ない、または掛からなかった!なんてこともあるようです。
その理由として、毎日たーっくさんの輸入品を1個1個チェックできないので、中身を確認せず申告通りに計算する場合があるためスルーされることがあります。でもあまり期待しないようにしましょうね★
関税に注意が必要な韓国ファッション通販サイト
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